一歳の誕生日は、赤ちゃんにとっては初めての誕生日であり、お父さんやお母さんにとっても、少し特別な意味を持つ誕生日なのではないでしょうか。
「誕生筆」は、赤ちゃんの最初の頭髪で作る筆のことで、「胎毛筆」や「赤ちゃん筆」とも言われています。
お子さんの健やかな成長を願うとともに、お子さんが生まれてきてくれたことへの感謝の気持ちもこめて、一歳の誕生日に贈られることが一般的です。
赤ちゃんは、お母さんのお腹の中で、5ヶ月目ころから毛が生え始めます。
この最初に生える毛を胎毛と言います。
胎毛はとても柔らかく、先端になるほどだんだんと細くなっていて、自然に尖った毛先になっています。
こうした、柔らかくしなやかで自然な毛先を持つ毛髪は、赤ちゃんの毛髪でしか見ることが出来ません。
生まれてから一度もハサミを入れられていない毛髪で作る筆は、一生に一度しか作ることのできない筆でもあります。
誕生筆は中国では千年以上前から伝えられており、日本においては300年ほど前から始まったと言われています。
また、中世ヨーロッパでは、ヘアージュエリーと言われるものが貴族の間で流行しました。
アメリカなどでは赤ちゃんのころの写真が飾られているのをよく見かけますが、フォトスタンドの裏には赤ちゃんの時の毛髪が入れてあることが多いそうです。
このように、昔から世界各地でさまざまな風習として、胎毛は一生のお守りとされてきました。
3〜6センチほどの長さがあれば、筆を作ることが出来るとされていますが、お店によって、必要な髪の長さや量は違いますので、作られるお店で確認してください。
一歳の時点で長さや量が足りない時や、一歳を過ぎてしまっていても、ハサミを入れたことのない毛髪でしたら製作は可能のようですので、その場合もお店にご相談下さい。
一歳の誕生日は、赤ちゃんにとっては初めての誕生日であり、お父さんやお母さんにとっても、少し特別な意味を持つ誕生日なのではないでしょうか。
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